POST HOBBY NEWS

　六研/エランの新製品 Famous Movie Gun Series の第2報。まずは、更新が遅れてしまい申し訳ございません。さて今回は、第1弾としてモデルアップされたのが、どういったモデルなのかという説明から。
　M1911からM1911A1切り換わる時期のコマーシャルモデルに、トリガーの付け根部分のムーンカットが無い1911タイプのフレームに、スライド前部のフルートが緩やかなカーブの1911A1タイプのスライドがセットアップされたモデルがあります。モデル名は、New-Style Slide Markingとなります。今回はこのモデルをブローバックモデルで製作しています。映画『GETAWAY』でスティーブ・マックィーン演じるカーター・ドク・マッコイが使用しているのはこのタイプです。実際には、劇中で発火に使われるのは9mmのスターをベースにしたプロップガン、ポスターなどに使われたのは、通常のM1911にM1911A1のスライドを組み込んだものであることが、シリアルNo.から分かります。
　このモデルにも各所に特徴があるのですが、その前にエランの今回のモデルとしての大きな特徴をお伝えしておきましょう。


遂に実現!　実銃通りの外観のブローバックモデル!!

　今回のモデルはブローバックモデルとして作られますが、遂にこのモデルからエジェクションポートが実銃と同じ大きさになります。つまり、外観上は、ダミーでもブローバックでもどちらも変わらなくなります。ポートの大きさも、チャンバーも、遊底面もリアルなブローバックモデルの完成です。ゴールドカップではすでに実現していましたが、ノーマル形状のスライドでも遂に実現しました。これは、エジェクトの角度やタイミングを見直し、弾頭部がエジェクションポートに引っかかることが無いようにしながら、実銃の排莢角度にも合わせ、かつバレルのブレを減らすことと、強度アップのために、スライド内寸を見直して肉厚にすることも行っています。これは、重量増加にもつながっています。

　ブローバックモデルとしても、さらなる進化を遂げたこのモデル。次回はディテールの説明を致しますので、お楽しみに。（敏）

■ELAN
COLT 1911　New-Style Slide Marking
ブローバックモデル
予価　￥180,000（税抜）
2015年5月下旬発売予定