2012年08月28日
六研/エラン マシンピストル 進行状況3
前回の記事で、7月末に出ちゃうかも!? なんて無責任な事を書いてしまい申し訳ございません。業界初ガバメントのセミ/フル切り替えモデルガン、六研/エランのマシンピストル。いよいよ生産段階に入りつつあります。発売は秋も深まる頃ではないかと思われますが、作動テストで問題なく動くようになってからも、耐久性の向上やら作動の安定感やらの改良で各部が変わってきていますので、今回はその辺りを色々レポートさせていただこうと思います。（敏）
・セレクターレバー
鉄の挽き物です。センターの軸だけ別パーツになっていますが、あとは一体ですので、銀色の独楽のような状態から、削りだしていきます。各部の角もデリケートな面取りがされ、綺麗なブルーで贅沢な仕上がりです。
もちろんフレームにはめるとジャストフィット。ちなみに今回のセミフル切替機構は、特許取得済みです。
・ハンマー
モデルガンのハンマーは、硬度の高い金属で作ってはいけませんので、通常の亜鉛ダイキャストに、フルオートシアがかかる部分だけに、爪をインサートして磨耗を防ぎます。
こちらはフルオートシアとディスコネクタ。フルオートシアは当然新規パーツですが、ディスコネクタも微妙な加工が入っています。
・ハンマーストラット
微妙にカーブが変わっています。新旧比較写真で見ても極わずかですが、この違いが、作動のスムーズさを向上させ、安定した作動に繋がります。
・エキストラクター
ブローバックモデルの錆びるとこ筆頭のエキストラクターにQPQを施しました。普通にやると歪みが出てしまうので、特殊な方法で施しているそうです。
このように、完成するまで、改良が続くのがエランスタイルです。完成度がますます上がっていますので、ご予約いただいている皆さま、もう少しお待ちください。
【ELAN】
■マシンピストル セミ/フル切り替えブローバックモデルガン
予価￥241,500
今秋発売予定
ご予約受付中
●マガジンも色々テスト中●
マシンピストルに付属するのは、7発マガジンですが、発売中の14連に加え、ミドルサイズの10連もテスト中です。これがまたカッコよいのです。
マシンピストルだけでなく、コンバットガバメントにも勿論似合います。