2011年04月15日
六研/エラン 新作情報 シリーズ'70
数あるガバメントモデルの中でも、一番美しいモデルはシリーズ'70だと言われる方は多いのではないでしょうか。スッキリとした刻印、低めなサイト、コマーシャルモデルとして必要充分な機能とシンプルなデザイン。そして磨き上げたときのブルーの映え。もちろん軍用、法執行機関向けとして考えた場合は、後のモデルの方が適しているとは思いますが、コマーシャルとなりますと多分に嗜好的要素が加わってきますので、後のモデルでは趣に欠けるところがあります。その点、適度に改良が加わったシリーズ'70は、いつまでも飽きないモデルです。
最新号の月刊Gun誌の広告で使われているため察している方も多いのではないかと思いますが、次の六研／エランの新製品は、シリーズ'70です。三度、になるのでしょうか。（情報は1日には来ていたのですが、サボっていました。ごめんなさい）エランの廣瀬社長もシリーズ'70にこだわりのある方で、2008年モデルを発売してからも、自ら（＆ユーザーから）粗さがしをしていました。そして月刊Gun誌レポーターTOSHI氏所有の実銃を計測した結果、金型から改修するに至りました。ブローバックモデルを作ることによって得られたノウハウも詰め込み、最新スペックのシリーズ'70が登場します。（敏）
【ELAN】
■コルト MK IV シリーズ'70 ダミーカートモデル
ノーマル刻印（後期モデル スモールレター）
ラージ刻印（初期モデル）
各￥155,400
5月発売予定
特徴（主な変更点）
・TOSHI氏所有のシリアル70B35788を計測したサイズを正確に再現
・スライドの高さが1mmほど高くなっています。
・スライドのセレーション部は、側面と面一ではなく、1段低くなっている状態を再現
・リアサイトをはめる溝を深くしています
仕様
・刻印はノーマル刻印とラージ刻印の2種類。
・F+コーティングを施した後、スライド、フレームの側面のみを磨きあげたツートン仕上げ。
・スライド、フレームの材質はブローバック用に強化した“スーパーロックライトR2.5を使用
・バレルの材質は、ガラス繊維率を上げた強化素材を使用。
・グリップは、美しい木目と硬度のあるPAU FERROを使用。ヘレット社にオーダーした鋭利なチェッカーのメダリオン付ダイヤモンドチェッカー。
・カートリッジは、尖った弾頭、シルバープライマーのリアルなニュータイプ。
・QPQ処理マガジン
・スチール挽きものバレルブッシング
・当時の木目調のパッケージ
※この記事のメイン写真、月刊Gun広告のモデルは、スライドが最新版ではありません。F+コーティングを施した参考品です。サイトも違うし、グリップもレアな実物だよ。
ラージ刻印参考。こちらは実銃の写真です。