2012年10月13日
第52回全日本模型ホビーショー 東京マルイはHK416D
10月11日より開催している第52回全日本模型ホビーショー。年に2回ある大きなホビーショーのうちの一つですが、ガンファンにとって注目なのは、東京マルイが何を発表するかです。最近は事前にティーザーが流れていますので、今回の目玉はHK416Dであることは分かっているのですが、果たしてその仕様は? と言う事でチェックしてきました。
まずはレングスですが、基本となるHK416Dで、RECCEと同様、ガスブロックから前のアウターバレルを付け外しすることによって、D10RSとD14.5RSの両方が再現できるようになっています。材質はすでに当たり前になってきた両レシーバー、ハンドガード全てアルミ製です。
各部を見ていきますと、ハンドガードはCNCマシンによる精度の高いもので、レシーバーへの取付方法は、実銃同様の方法となっています。
アッパー／ロアレシーバは、今までのM4の物はまったく流用出来ませんので、完全新規となっています。そこに刻まれた刻印はリアル刻印で、マガジンハウジング前側にも刻印は入り、ボルトにもHKのロゴが入っています。特筆すべきは、とうとうマルイ製品もセレクターがアンビになったことでしょう。クリック感も良く、今後通常のM4系にも反映されていくことを期待したいところです。
マガジンは当然M4と互換性がありますが、HK416用に刻印が追加されたマガジンが付属、別売りが発売になります。ストックは最新のごっついパッドのタイプですが、こちらも当然SOPMODバッテリーが入ります。パッドは、P90の様に上側にボタンがあり、それを押せばパッドが外れ、バッテリーが抜き差しできます。今までのマルイ製品の不満の一つとして、なぜかバッファチューブとストック内径に隙間がありすぎてガタガタと言うのがありましたが、HK416Dはガタツキも少なく、しっとりとした調整感です。
さて、問題の内部は、基本はM4系と同じですが、最適化のために各部の調整は入っているそうです。作動フィールも子気味良く、申し分ありません。初速、命中精度は、上記各部の最適化により、RECCEよりも2inバレルが短くなっているにもかかわらず、RECCE同様の性能が出ているそうです。
今後の展開予定としては、まずはオプションのM320A1グレネードが来年の早い時期に予定されています。銃に付ける状態と、スタンドアローンで使用する場合とのコンバチになり、M203とは違って、ガスカートリッジを使用するものになります。このカートはまだ未公開でしたが、他社ガスカートの問題点を解消した画期的なものになる予定とのことです。全体の仕上がり、剛性感、作動フィーリング、どれをとっても、さすが東京マルイと言える製品です。発売は年末ごろ、今年のボーナスでのお買い物はこれで決まりでしょう! 一番の心配点は、初回の出荷数ですかね。
【東京マルイ】
■HK416D 次世代電動ガン
2012年12月末発売予定
予価￥68,040 ⇒ 当店価格￥54,432
ご予約受付中
もう一つの目玉商品は、今月末に発売が決まっているMP7A1ガスブローバックです。今回東京マルイは、ホビーショー初の20mレンジを設営して、その自信のほどをうかがわせましたが、セミオートで連射、フルに切り替えて1マグ打ち切りしても弾道の変化も少なく、ほぼ全弾20m先のメタルターゲットを心地良い音で響かせました。今後のシリーズ展開も含め、相当に期待できる製品です。そして当日発表になった機構としてヒドゥン可変HOPがあります。電動と違ってガスブロは、リアルな構造もウリの一つ。ボルトを下げた時にチャンバー内は空洞であって欲しいのですが、そうするとHOP調整はアッパーを外すか外観を崩すか、専用工具を使うかになるのが通常です。ここで東京マルイは、チャンバーを後退させるという方法で、外観と工具不要を達成しました。
機構としては、ボルトが前進、マガジンを抜いた状態になると、トリガーが前に倒せるようになり、それに合わせてチャンバーがエジェクションポートまで後退してきます。オペレーションにボルトが前進していることという条件を付けたのは、万が一調整中にボルトが前進して指を挟んだりしないようにとの配慮があるそうです。何とも至れり尽くせりです。調整するだけなら専用工具さえあれば良いのですが、調整工具などはゲームフィールドで無くしやすいものですので、このあたりはさすがゲームシェアNo.1メーカーと言ったところでしょう。■MP7A1 ガスブローバックガン
2012年10月29日発売
定価￥34,440 ⇒ 当店価格￥27,552
ご予約受付中
この他にもHCになったMP5K、リニューアルM19、ニッケルメッキS'70、P226ベースのバイオハザードモデルなどゲーム派から観賞派まで、すべてのユーザーを楽しませるアイテムが揃っていました。電動ガンBOYSのオプションとしてスコープなども予定されています。最近は子供たちも色々付けたがるのですが、付けられるものがあまりないのでオプションが増えてくれると助かります。残念ながら今回はガスブロハンドガンの新型の発売日発表はありませんでしたが、冬はまぁ仕方が無いですね。その分この秋から冬は、HK416DとMP7A1をたっぷりと楽しみましょう（敏）
Posted by ポストホビー渋谷店 at 15:26│Comments(0)
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