2011年10月19日
SPRINGFIELD ARMORY PROFESSIONAL TMベースGBB
先日のホビーショーで、久しぶりにリアル刻印のM1911(SERIES'70)の発表があった東京マルイですが、それはそれでとても嬉しいことなのですが、できればモダンM1911もリアル刻印で出してくれるともっと嬉しいのですけどね。好み的にはEd Brownのボブテイルタイプあたりを出してくれると嬉しいのですが。
それはそれとして、当店でもMEUのスライドにSPRINGFIELDの刻印を追加したモデルを販売していたりしますが、もう少し手を入れたものを作ってみようと言う事で、MEUのベースとなったPROFESSIONALを作ってみました。基本コンセプトは“東京マルイの作動性能を変化させない”こと。ノーマルの安定した高性能を維持してリアルにするため、スライドとフレームは純正部品を加工、外装系はカスタムパーツを使いました。個人で出来ない部分は刻印くらいでしょうから、それ以外の部分はPROFESSIONALを再現するための最低限のパーツ交換にとどめてあります。
とりあえずワンオフです。WAベースではなく東京マルイベースであることに意味を感じていただける方、ぜひお問い合わせください。(敏)
スライド左側面の刻印は、ノーマルの打刻を使うので、消えないように平滑面だけを出しています。スライド右側面は刻印を追加。フレーム右側面のアドレス刻印も埋めて彫り直しています。
バレルブッシングは、サポートリングが入れられる禅HOBBYを使用。
サイトはAnvilのTrijicon KB01タイプ。KBだと本来Kimber用だと思いますが、これが一番近いかと。
アンビセーフティは、AnvilのWilson192タイプ。
メインスプリングハウジングは、AnvilのS&Aタイプ。
マガジンバンパーもちょっと前にREADY FIGHTERからSFAタイプが発売されたので助かりました。
一番入手に困ったのがグリップ。最近このタイプってあまりないのですよね。HOGUEのも取り寄せたのですが、チェッカリングのピッチが細かすぎたので、マルベリーフィールドのを磨いて使用しています。それに合わせて高さがピッタリ合うグリップスクリューとして禅HOBBYを使用しています。
そして一番悩んだのがアウターバレル。作動性能を変えないために重いのはダメなので、スチールやステンレスは使えません。とはいえノーマルに塗装では何なので、アルミの一体物を使用。ちょうどNOVAから安いのが発売されたのでそれを使用します。(バレルユニット重量20%UP)問題は色。塗装じゃ剥がれた時に興ざめなので、染めてみました。
綺麗に染めるのではなく、スラグをわざと出して汚く染めています。それっぽくなってますでしょ?
チャンバー側は妙に綺麗に仕上がってしまいました。写真だと真っ青ですが、わざと色止めしないで酸化を進行させたので、今はもう少し黒いです。実銃はマットブラックですが、ここら辺はケレン味と言う事で。
【POST HOBBY】
■SPRINGFIELD ARMORY PROFESSIONAL MODEL
東京マルイMEUベースGBB
¥72,500
※ガンケースは付属しません。